最新記事
アーティスト

着地失敗で足骨折...米ラッパー、音楽フェスでの「まさかの事故」に会場騒然 ファンが撮った動画が話題に

Watch Kid Cudi Break His Foot by Jumping Off Coachella Stage

2024年4月24日(水)21時15分
ミシェル・マクガハン
キッド・カディ

「コーチェラ」のステージで歌うキッド・カディ(4月21日、カリフォルニア州インディオ) Daniel DeSlover/Sipa USA via Reuters Connect

<パフォーマンス中にステージから飛び降りたラッパーのキッド・カディが足を骨折。病院に搬送されるも、翌日には動画で事故について明るく語り、ファンに感謝を伝えて話題となった>

音楽フェスティバル「コーチェラ」に出演したラッパー、キッド・カディのパフォーマンスは骨折という予想外の形で終わりを迎えた。ファンが記録したその「クレイジー」な瞬間が話題となっている。

【動画】ステージから飛び降りるも「着地に失敗」...骨折したカディがステージを去るシーン

21日日曜にカリフォルニア州インディオで開催されたこの音楽フェスで、自身がフィーチャリングされたデヴィッド・ゲッタの「メモリーズ」を披露していたカディはステージから飛び降り、片足を前方に滑らせながら1本足で着地した。

「デイ・アンド・ナイト」「パースート・オブ・ハッピネス」のヒット曲で知られるカディはすぐさま救護・警備関係者らに囲まれ、2人のスタッフに両脇を支えられながら、よろよろと片足でステージから去っていった。

ほとんど担ぎ出されるようにしてステージをあとにしたカディは、痛みに顔をゆがめているように見える。観客は口々に励ましの言葉を叫び、一人は「カディ、みんな君が大好きだ!」とエールを送った。

ワールドツアーは中止せず

カディはその後、ソーシャルメディアを通じてファンに状況を報告し、彼らの支援に感謝を述べた。

「やあ、みんな。というわけで今日のライブで足を骨折してしまった。いま病院を出るところ。骨折したことなんてなかったし、これはちょっとクレイジーだ」とXに投稿。「心配して回復を願ってくれたみんなに感謝したい! みんな愛してるよ」

カディは翌日、痛みがあるにもかかわらず、いかにも上機嫌で何が起きたかについて語る映像を公開した。

「まったく昨日は現実を思い知らされたよ......40歳の男がさも26歳みたく、昔に戻ったみたいにステージから飛ぼうとしてみた結果こうなったんだ」

カディはかかとの「どこかを折った」と説明し、「大失敗した」と述べた。事故当日は「ものすごく痛かった」ものの、動画の撮影された22日には「少し痛い」程度になり、足には本格的なギプスで固定する前の仮ギプスがされているとのこと。

とはいえ、今後予定している「インセイノ・エンゲージ・ザ・レイジ・ワールドツアー」を中止・延期する予定はないという。同ツアーは、テキサス州オースティンを皮切りに、6月下旬からスタートする。

(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 脳寿命を延ばす20の習慣
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年10月28日号(10月21日発売)は「脳寿命を延ばす20の習慣」特集。高齢者医療専門家・和田秀樹医師が説く、脳の健康を保ち認知症を予防する日々の行動と心がけ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら



あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

国家情報局創設へ検討進める、インテリジェンス強化で

ビジネス

米コノコフィリップス、カナダで11月に人員削減=社

ビジネス

売り上げ低迷の米ターゲット、従業員1800人削減へ

ワールド

米、対中通商合意の順守状況を調査へ 追加関税の可能
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 2
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシアに続くのは意外な「あの国」!?
  • 3
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺している動物は?
  • 4
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 5
    ハーバードで白熱する楽天の社内公用語英語化をめぐ…
  • 6
    国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の…
  • 7
    「宇宙人の乗り物」が太陽系内に...? Xデーは10月2…
  • 8
    汚物をまき散らすトランプに『トップガン』のミュー…
  • 9
    「石炭の時代は終わった」南アジア4カ国で進む、知ら…
  • 10
    【ムカつく、落ち込む】感情に振り回されず、気楽に…
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 5
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 6
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 7
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 8
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 9
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 10
    ハーバードで白熱する楽天の社内公用語英語化をめぐ…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中