- HOME
- コラム
- Surviving The Trump Era
- バイデンの家族や側近が隠蔽した認知力問題...詐欺…
バイデンの家族や側近が隠蔽した認知力問題...詐欺まがいの手口に手を染めた罪
私の知人の中で、この時期にバイデンと対面して握手したり、挨拶したりした人たちは皆、大統領の弱々しさとうつろな視線に驚いたと語っている。バイデンがイベントで旧知の大物俳優ジョージ・クルーニーと同席した際、初対面のような態度を取っていたことも明らかになっている。
トランプはここにきて、自分自身の老いに伴う失態から有権者の目をそらす狙いもあってか、オートペンの問題を中心に、民主党がバイデンの認知力の衰えを隠そうとしたとの批判を再び強めている。
それに対し、バイデンが自分の大統領としてのレガシーを守ろうとするのは、当然予想できる反応だ。自らの肉体と認知力の衰えを隠蔽するための工作が行われていたという指摘に真っ向から反論している。
しかし、バイデンの言い分をどこまで信じられるだろうか。大統領選から途中で撤退せざるを得ない状況を招いた数々の挙動は、今も私たちの記憶に新しい。

アマゾンに飛びます
2025年9月16日/23日号(9月9日発売)は「世界が尊敬する日本の小説36」特集。優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
アラスカ米ロ会談が「プーチン完勝」だった訳...ロシア側は勝利に高笑い 2025.09.04
赤澤大臣の「ラトちゃん」「ベッちゃん」呼びがトランプ政権に刺さる訳 2025.08.23
バイデンの家族や側近が隠蔽した認知力問題...詐欺まがいの手口に手を染めた罪 2025.08.01
テスラ株急落でも、マスクの新党立ち上げが「負け戦」ではない訳 2025.07.15
トランプVSマスク「世紀の大喧嘩」がマスク降伏で決着するまでの内幕 2025.06.21
ウクライナ国民はしらけムード、トランプ和平交渉への冷めた本音 2025.05.21