まるでイスラム国(IS)...ロシアがウクライナ北東部で行った「外道行為」
ロシアのドローン攻撃を受けた、ウクライナのスムイ州の町にあるアパート。12月8日にウクライナ国家緊急事態庁が公開した配布写真。REUTERS
ロシア軍はウクライナ北東部スムイ州にあるロシア国境沿いのフラボウシケ村に越境し、住民約50人をロシアに連れ去った。ウクライナのメディアが21日、軍の発表として伝えた。
ロシア軍は20日夜に村に侵入したという。
また、村から連れ去られた地元住民のほとんどは高齢者だったという。
ロイターはこの報道を独自に確認できなかった。ロシアはこの件について現時点でコメントしていない。
ロシア軍はここ数カ月、スムイ州の複数の村に足場を確保しており、多くの町が砲撃を受けている。
ウクライナのシビハ外相はXへの投稿で、ロシアの侵略者はスムイ州の国境沿いの村フラボウシケから約50人の民間人を連れ去ったと述べ、主に高齢女性だとした。
このような中世さながらの襲撃は、ロシアがイスラム国(IS)、ボコ・ハラム、ハマスといったテロ組織と何ら変わらないことを示していると非難。これら50人や、ウクライナの子どもを含むロシアへ強制移送された数千人の民間人の返還を求めた。
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