プレスリリース

高齢化や人口減少で広がるシャッター商店街 予約3か月待ちの酵素風呂がシャッター商店街の救世主に ~淀川区「三津屋商店街」で11月1日開業~

2025年10月14日(火)10時00分
合同会社発酵人間(所在地:京都府南丹市、代表:高市 寛子)は、全国で増加するシャッター商店街や空き店舗の長期化問題に取り組んでいます。京都府南丹市美山町で3年間空き家だった物件を酵素風呂に再生。今では予約3か月待ちの人気店へ成長させた実績をもとに、2025年11月1日に大阪市淀川区「三津屋商店街」で「発酵人間 神崎川店」を新規開業します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/548508/LL_img_548508_1.jpg
酵素風呂の様子

【大半は空き店舗で老朽化したシャッター商店街】
全国各地で空き店舗とシャッター通りが増え続けています。大阪府の調査(※)によると、府内の商店街の7割で空き店舗が見られ、さらに空き店舗は平均で約2年以上埋まらない状況です。
※一般財団法人大阪商業振興センター 空き店舗実態調査 http://www.e-osaka.or.jp/news_23.html

原因は大型店との競争、駐車場不足、後継者難、地域の人口減少などが重なっています。空きテナントの長期化により、治安や景観の悪化、買い物難民の増加などが問題視されます。これは地方都市だけの問題ではありません。さらに高齢化と人口減少が進む中、都市部の商店街でも空洞化が加速し、商店街そのものの存続が危ぶまれています。


【空き店舗が人を呼ぶ拠点に変えるモデルに】
酵素風呂「発酵人間」は、過疎地域である京都府南丹市美山町で3年間空き家となっていた物件をリノベーションし、2022年3月に開業しました。美山町は人口減少と高齢化が進み、商店が次々と閉まり「観光客は通り過ぎるだけ」と言われていた地域。新しい事業が根付くのは難しいと見られていました。当初は集客への不安や銀行からの融資も受けられない、厳しい状況からのスタートでした。

酵素風呂は発酵熱で体を温める自然療法で、健康志向の高まりから支持を集めています。この特別な体験が美山町でも人を呼び込み、今では予約が3か月待ちの人気店へと成長し観光にも貢献しています。また、空き店舗を人が集まる拠点に変える取り組みは、地方創生モデルとしても注目されています。来訪者増加による周辺店舗への波及効果や、観光・交流人口の拡大といった地域メリットにもつながっています。


【人が集まる活気ある商店街へ】
大阪市淀川区のシャッター商店街「三津屋商店街」で2025年11月1日に新たに「発酵人間 神崎川店」を開業します。きっかけは、美山での実績を知っている三津屋でテナント経営しているオーナーから「今、借り手がいない物件があるので酵素風呂店舗はどうか」という相談でした。シャッター商店街の空き店舗を酵素風呂に再生することで、オーナーも三津屋商店街の活性化になればと願っています。

テナントオーナーの声「三津屋商店街でテナントを管理していますが、地域柄、借り手がついても長く定着させるのが難しい状況でした。「発酵人間」の高市さんに相談したところ、空き店舗が人を呼ぶ拠点に変わると期待でき、とても心強く思っています。空き店舗問題が深刻化する今、その解決モデルを都市部でも実証していきたいと考えています。」

代表のメッセージ「これまで全国で約70店舗以上の酵素風呂開業サポートをしてきました。人が集まる所の方が酵素風呂もやはり良いけども酵素風呂ができる事で少しでも人が集まる場所になれたらと思い、出店しようと思いました。美山での成功を三津屋でも再現し、シャッター商店街で人を呼ぶ拠点にしたいと思います。」

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/548508/LL_img_548508_3.jpeg
三津屋商店街(1)

【新店舗情報】
店名 :発酵人間 神崎川店
所在地 :〒532-0036 大阪府大阪市淀川区三津屋中1丁目5-23
連絡先 :090-9547-4410
営業時間:9時から21時まで
定休日 :月曜日・火曜日

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/548508/LL_img_548508_2.jpg
京都美山のお店

【会社概要】
会社名 : 合同会社発酵人間
代表取締役: 高市 寛子
本社 : 〒601-0772 京都府南丹市美山町大野文字がい地5-2
事業内容 : 酵素風呂
URL : https://hakkouningen.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press
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