コラム
取材記者の妄言多謝 西谷 格

西谷 格

(にしたに・ただす)
ライター。1981年、神奈川県生まれ。早稲田大学社会科学部卒。地方紙「新潟日報」記者を経てフリーランスとして活動。2009年に上海に移住、2015年まで現地から中国の現状をレポートした。著書に『ルポ 中国「潜入バイト」日記』 (小学館新書)、『ルポ デジタルチャイナ体験記』(PHP新書)など。

取材記者の妄言多謝 西谷 格

日本人学校バス襲撃 死亡した中国人女性を「美談」として語ることの危うさ

<事件の犠牲となったバス案内係の中国人女性、胡友平さんは中国では英雄扱いされ、日本でも美談のように語られている。だが、事件に関するニュースソ

2024.07.06
取材記者の妄言多謝 西谷 格

新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

<東京・西新宿のタワーマンションで起きた刺殺事件。「結婚資金」として女性に約2000万円を渡していたと主張する加害者にネット上では「同情の声

2024.05.10
取材記者の妄言多謝 西谷 格

松本人志「性加害疑惑の真相」を11パターン想定してみる

<松本人志が週刊文春の発行元に対し、訴訟を起こした。こうしたなか「週刊誌はウソを書いても雑誌が売れるから儲かる」という言説が広まっているが、

2024.01.23
取材記者の妄言多謝 西谷 格

松本人志を自分の「家族」と見なす人々への違和感

<週刊文春が報じた「松本人志の性加害疑惑」が世の中を賑わせている。ネット上ではさまざまな誤解や偏見もあるが、最大の問題は多くの人が松本人志を

2024.01.13
取材記者の妄言多謝 西谷 格

周庭(アグネス・チョウ)の無事を喜ぶ資格など私たちにあるのだろうか?

<「香港の民主の女神」と呼ばれた周庭(アグネス・チョウ)さんの無事が確認され、現在はカナダに留学していることが分かった。安堵はするものの、か

2023.12.04
取材記者の妄言多謝 西谷 格

ジャニーズ問題と天皇制

<ジャニーズ関連のニュースに飽きが出てきたこの頃、テレビ各局は右へ倣えで「検証番組」の放送を始めた。報道局員や記者たちは「芸能スキャンダルと

2023.11.01
取材記者の妄言多謝 西谷 格

「NGリスト」ジャニーズ事務所に必要なのは、3回目の記者会見ではない

<「氏名NGリスト」の存在がバレて、またも事態の収拾に失敗したジャニーズ事務所。これ以上の批判を避けるために必要なのは、記者会見やり直しでな

2023.10.07
取材記者の妄言多謝 西谷 格

原発処理水「中国の過剰反応」は怒っても無駄、あきらめるしかない

<福島第一原発の処理水排出に中国が激怒している。「人類全体に対する罪」という一方的なニュースを洪水のように浴びている中国人が、「汚染水怖い!

2023.08.28
取材記者の妄言多謝 西谷 格

DJ SODA事件の「警備体制に問題あった」は本当か?

<韓国のDJ「DJ SODA」が今月、大阪の音楽イベントで観客から胸などを触られた事件が炎上している。「露出の多い服装が問題」「警備が不十分

2023.08.21
取材記者の妄言多謝 西谷 格

天安門事件から34年、中国化した香港に見る「パンとサーカス」の統治

<天安門事件から34年。新型コロナ禍から脱却した香港では、これまでビクトリア公園で行われていた大規模追悼集会の代わりに、「全国ふるさと祭り」

2023.06.06
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特集:トランプ暗殺未遂
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2024年7月30日号(7/23発売)

前アメリカ大統領をかすめた銃弾が11月の大統領選挙と次の世界秩序に与えた衝撃

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