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米政府閉鎖19日目、航空管制官の不足で主要空港に遅延拡大

2025年10月20日(月)14時31分

 米連邦航空局(FAA)は19日夜、政府機関閉鎖の影響で航空管制官の人員が不足し、ダラス、シカゴ、アトランタ、ニューアークなど複数の空港で航空便の遅れが発生していると発表した。9日撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)

David Shepardson

[ワシントン 19日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は19日夜、政府機関閉鎖の影響で航空管制官の人員が不足し、ダラス、シカゴ、アトランタ、ニューアークなど複数の空港で航空便の遅れが発生していると発表した。

夜間シフトの人員配置が不十分で、ラスベガスやフェニックスでも遅延が広がる可能性がある。政府機関閉鎖は19日目となった。

フライト追跡サービスのフライトアウェアによると、19日だけで5800便超が遅延した。天候不良やオースティンで開催されたF1レースも影響を与えた。

アメリカン航空とサウスウエスト航空では、全便の20%超が遅延したという。

政府閉鎖の影響で、約1万3000人の航空管制官と約5万人の運輸保安局(TSA)職員が給与なしで勤務を続けている。

FAAは3500人以上の管制官が不足しており、政府閉鎖前から多くが週6日勤務や強制的な残業を強いられていた。

ロイター
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