アフガンでネットサービス復旧、突然の遮断から約48時間後

10月1日、アフガニスタンの携帯電話・インターネットサービスが復旧した。写真は、通信・インターネットサービスが再開した後、携帯電話で話すアフガニスタンの露天商。カブールで1日撮影(2025年 ロイター/Sayed Hassib)
[カブール 1日 ロイター] - アフガニスタンの携帯電話・インターネットサービスが1日に復旧した。住民らが明らかにした。外交筋や業界筋によれば、イスラム主義組織タリバン暫定政権の命令で接続が突然遮断されてから約48時間後となる。
カブールや他の都市の住民によると、外資系最大手プロバイダーであるロシャンとエティサラット両社の携帯電話サービスが午後遅くに復活。インターネットへのアクセスも回復したと、サービスを提供する各社が明らかにした。
タリバンはサービス停止の理由も復旧の理由も説明していないが、情報部門のあるタリバン筋は、技術的な理由で停止しており、すぐに復旧すると述べていた。タリバンがサービス停止を命じたかどうかについての質問には応じなかった。
9月29日に始まった接続遮断は、今年に入ってからの一連の強硬措置に続くもので、金融送金などで大混乱を引き起こし、タリバンによって高校や大学での教育が禁止された10代の少女や女性によるオンライン学習も停止した。