ウクライナ、新たなＩＭＦ融資模索 現行融資は27年に期限

９月１９日、ウクライナのマルチェンコ財務相（写真）は国際通貨基金（ＩＭＦ）に対し新たに期間４年の融資プログラムを求めていると明らかにした。イタリア・ストレーザで２０２４年５月撮影（２０２５年　ロイター/Massimo Pinca）

［キーウ　１９日　ロイター］ - ウクライナのマルチェンコ財務相は１９日、国際通貨基金（ＩＭＦ）に対し新たに期間４年の融資プログラムを求めていると明らかにした。

現行の１５５億ドルのプログラムは２０２７年に期限を迎える。

マルチェンコ財務相は議会で、最近ＩＭＦ側と協議した際に新たなプログラムの必要性や資金を必要としていることを提起したと説明し、「４年のプログラムで必要な資金は、４年間で１５００億─１７００億ドルに達する可能性がある」と述べた。

２６年度予算について、現在１８１億ドルの財源を手当てできていないと明らかにした。