ブラジル、国際エネルギー機関への加盟を正式申請

国際エネルギー機関(IEA)は2日、ブラジルがIEAへの加盟を正式に申請したと発表した。写真は2023年12月、フランスのパリで撮影(2025年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
[パリ 2日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は2日、ブラジルがIEAへの加盟を正式に申請したと発表した。加盟が承認されれば世界のエネルギー市場におけるブラジルの重要性が高まることになる。
IEAはパリの本部でブラジル政府の関連省庁からIEAへの加盟を求める書簡を受け取ったと明らかにした。
ブラジルは現在、32カ国が加盟するIEAにアソシエーション国として協力している。ブラジルは今年7月、石油とガスの生産量が過去最高を記録した。
IEAのビロル事務局長は「ブラジルは今日、世界のエネルギーシステムの基盤の一角を占めており、その重要性は向こう数年にわたって高まることが確実だ。われわれはブラジルおよび加盟国と次の段階について協議することを心待ちにしている」と述べた。