トランプ氏、利下げ再要求 「パウエルFRB議長は直ちに辞任すべき」

トランプ米大統領は8日、連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は「直ちに辞任すべき」とし、パウエル氏に対する批判を新たにした。2017年11月撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)
[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日、連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は「直ちに辞任すべき」とし、パウエル氏に対する批判を新たにした。
その後、自身のソーシャルメディアで、関税がンフレに全く影響を及ぼしていないとする大統領経済諮問委員会(CEA)による新たな調査に言及。「関税は米国を『ブーム』に導いている。数多くの新工場、雇用、そして数兆ドルもの投資が米国に流れ込んでいる」とし、「この調査を『遅すぎる』パウエル議長に見せるべきだ」と投稿した。
さらに「パウエル氏は何カ月にもわたり、存在しないインフレについて赤ん坊のように泣き言を言い、正しい行動を取ることを拒んでいる。今こそ利下げする時だ」と述べ、改めて利下げを要求した。