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再送-EU、シリア経済制裁解除で合意 「包括的で平和な再建」支援へ

2025年05月21日(水)03時22分

欧州連合(EU)は20日にブリュッセルで開いた外相理事会で、シリアに対する経済制裁を解除することで合意した。写真は19日撮影のカラス氏(2025年 ロイター/HENRY NICHOLLS/Pool via REUTERS)

(関連記事が正しく表示されなかったため、再送しました)

[ブリュッセル/カイロ 20日 ロイター] - 欧州連合(EU)は20日にブリュッセルで開いた外相理事会で、シリアに対する経済制裁を解除することで合意した。EU外相に当たるカラス外交安全保障上級代表が明らかにした。

カラス氏は「シリア国民が包括的で平和なシリアを再建できるよう支援したい」とし、「EUはこれまでの14年間にわたりシリア国民を支持してきた。これからも支持し続ける」と述べた。

EUはすでにエネルギー、輸送、復興のほか、復興に関連する金融取引に対する制裁を緩和しているが、一部の加盟国はシリアの政治的移行と経済回復を支援するには不十分と主張していた。

シリア暫定政府のシェイバニ外相は、EUが経済制裁解除で合意したことに謝意を表明。EUの決定はシリアの安全と安定強化につながるとXに投稿した。

米国のトランプ大統領は13日、対シリア制裁の解除を表明。翌日にシリアのシャラア暫定大統領と会談した。

ロイター
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