OPECプラス、7月以降も増産継続へ 自主減産解除も

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成するOPECプラスが原油の増産をさらに加速させる計画をしていることが、関係者の話で分かった。アゼルバイジャン・バクーで2024年11月撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)
[ロンドン/モスクワ 4日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成するOPECプラスが原油の増産をさらに加速させる計画をしていることが、関係者の話で分かった。一部メンバー国の生産割当違反が是正されなければ、10月末までに日量220万バレルの自主削減を解除する可能性があるという。
4月、OPECプラスの有志8カ国(ロシア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、イラク、アルジェリア、カザフスタン、オマーン)は、自主減産の一段の縮小で合意した。
OPECプラスは3日、6月の生産量を日量41万1000バレル引き上げることで合意した。4ー6月で日量96万バレル増産することになる。
関係者は、7月の生産量も日量41万1000バレル引き上げることで6月に合意する公算を示した。8月、9月、10月の生産量も引き上げる可能性が高いという。
背景には、一部メンバー国が生産割当を順守していないことがある。4月の生産量が割当量を上回ったカザフスタンのエネルギー相は、生産方針はOPECプラスよりも国益を優先して決めるとロイターに語っている。
OPECプラスの有志8カ国は合計日量220万バレルの自主減産を実施しているが、他のメンバー国の順守状況が改善しなければ、11月をメドに自主減産を解除することになると関係者は述べた。
原油価格は4月に1バレル=60ドルを割り込み4年ぶりの安値に下落した。
サウジアラビアの当局者は、今後さらなる減産で原油市場を下支えする意向はなく、原油安が長期間続いても対応可能との認識を示したとされる。
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