米大統領、12日にゼレンスキー氏と会談 ホワイトハウスで

米ホワイトハウスは12月10日、バイデン大統領(写真右)がウクライナのゼレンスキー大統領(左)をホワイトハウスに招き、12日に会談すると発表した。9月21日、ホワイトハウスで撮影(2023年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 10日 ロイター] - 米ホワイトハウスは10日、バイデン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領をホワイトハウスに招き、12日に会談すると発表した。ロシアが侵攻を続けるウクライナに対する米国の支援継続の重要性などを協議する。
ホワイトハウスは声明で、会談ではウクライナが直面している「緊急のニーズ」について話し合うとした。バイデン政権はウクライナやイスラエルへの軍事支援に向けて議会との合意を目指している。
ウクライナ大統領府も10日、ゼレンスキー氏が11日にワシントン入りし、滞在期間中に「一連の会合と協議」を行い、バイデン氏と会談すると発表した。
米上院指導部側近によると、ゼレンスキー氏は米東部時間12日午前9時(日本時間午後11時)に議会で上院議員を前に演説するよう招かれている。
ウクライナ大統領府はゼレンスキー氏の訪米について、特に武器・防空システム生産に関する共同プロジェクトを通じた米・ウクライナの防衛協力や、向こう1年における両国間の取り組みの調整などが主要な議題になるとしている。