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トランプ氏家宅捜査、共和党員の54%が反発

2022年08月19日(金)10時30分

今月16─17日に実施したロイター/イプソス調査で、米連邦捜査局(FBI)によるトランプ前大統領のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」の家宅捜査と機密文書押収に対し、共和党員の54%がFBIと司法省の行動が無責任だと答えた。写真は、マールアラーゴの全景。2022年8月15日に撮影。(2022年 ロイター/Marco Bello)

[ワシントン 18日 ロイター] - 今月16─17日に実施したロイター/イプソス調査で、米連邦捜査局(FBI)によるトランプ前大統領のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」の家宅捜査と機密文書押収に対し、共和党員の54%がFBIと司法省の行動が無責任だと答えた。

共和党は伝統的に法執行機関を支持する傾向があるが、トランプ氏の問題では同氏に味方する空気が強い可能性が示唆された。

ただ、共和党員でも23%は法執行機関が責任ある振る舞いをしたと答え、FBIを支持した。こうした見解は共和党有力者からも表明されている。ペンス前副大統領も17日、党にFBIへの攻撃をやめるよう呼びかけた。

民主党員の71%と無党派層のおよそ半数は、連邦法執行機関が責任感をもって行動したと答え、米国の政治状況の二極化も改めて浮き彫りになった。

家宅捜査に対してはトランプ氏が政治的な動機に基づく捜査だと主張。司法省は公正中立に法を適用していると主張している。一方でFBIは、家宅捜査以来、捜査官らへの脅迫が拡大しているとの警告も出している。

ロイター
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