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北海ブレント先物が2年2カ月ぶり高値圏、トルコの輸出停止懸念で

2017年09月26日(火)14時59分

 9月26日、アジア時間の取引で原油先物は小動き。前日は、トルコがイラク北部のクルド人自治区から同国に通じるパイプラインの原油輸送を停止すると警告したことなどを背景に3%超上昇していた。写真はイラクのパイプライン。8月にバスラ北部で撮影(2017年 ロイター/Essam Al Sudani)

[東京 26日 ロイター] - アジア時間26日の取引で原油先物が上昇。北海ブレント先物は5営業日続伸し、2年2カ月ぶり高値圏で推移している。前日、トルコがイラク北部のクルド人自治区から同国に通じるパイプラインの原油輸送を停止すると警告したことが引き続き材料視された。

0356GMT(日本時間午後0時56分)現在、北海ブレント先物11月限は0.46ドル高の1バレル=59.48ドル。一時59.49ドルと、2015年7月10日以来の高値を付けた。25日は3.8%上昇していた。

米WTI原油先物11月限は0.15ドル高の52.37ドル。一時52.43ドルと、5カ月ぶり高値を付けた。

北海ブレント先物とWTI先物の価格差は拡大。スプレッドは一時7.17ドルと、2015年8月以来の大きさとなった。

ロイター
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