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米養豚業界、メキシコとの貿易紛争回避をトランプ政権に働きかけ
2017年03月23日(木)16時32分
3月22日、米国の養豚業界が、メキシコとの貿易紛争を避けるようトランプ政権に働きかけている。写真はフロリダ州で昨年9月撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ガーナー(米アイオワ州)/メキシコ市 22日 ロイター] - 米国の養豚業界が、メキシコとの貿易紛争を避けるようトランプ政権に働きかけている。養豚業界関係者らは、メキシコが報復関税を課せば米国の輸出に30億ドル以上の打撃を与える恐れがあると主張している。
この30億ドル以上という額は、2011年に長距離トラックの米国乗り入れ規制に対してメキシコが米国製品に報復関税を課した際に使われた品目リストに基づいている。
養豚業者らは、11月8日の大統領選の直後にトランプ氏の政権移行チームに接触。全米豚肉生産者協議会(NPPC)のジョン・ウェーバー会長によると、無関税貿易によってメキシコが最大の輸出市場になっている点を強調したという。
同協議会は、133の農業団体が1月に署名したものも含め、複数の書簡をトランプ政権に送ったほか、来月には養豚業者らがワシントンで当局者と会合を持つ予定だという。
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