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OPEC合意で原油価格は来年前半10ドル上昇も=ゴールドマン
2016年09月29日(木)15時14分
9月29日、ゴールドマン・サックスは、OPECが事実上の減産に合意したことにより、原油価格は来年前半に1バレルあたり7─10ドル上昇する可能性があるとの見方を示した。アルジェリアの首都アルジェで開催された第15回国際エネルギーフォーラムで28日撮影(2016年 ロイター/Ramzi Boudina)
[29日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは、石油輸出国機構(OPEC)が事実上の減産に合意したことにより、原油価格は来年前半に1バレルあたり7─10ドル上昇する可能性があるとの見方を示した。
OPECは28日の臨時総会で約8年ぶりの減産に合意した。
ゴールドマンは28日付のアナリストノートで「今回の合意が来年厳守されれば、日量48万─98万バレルの減産となる。ただわれわれは、長期的に合意内容の実施に依然懐疑的だ」としている。
合意をめぐる不透明感から、年末と2017年の原油価格予想は変更していない。年末時点の米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物価格の予想は1バレル=43ドル、2017年は53ドル。
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