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イラク軍、「イスラム国」から北部ティクリート奪還

2015年04月01日(水)08時09分

 3月31日、イラクのアバディ首相は31日、イラク軍が北部の主要都市ティクリートから過激派組織「イスラム国」を排除したと明らかにした。ただ、一部地域ではまだ戦闘が続いているという。写真はティクリート奪還を喜ぶイラク軍兵士ら(2015年 ロイター/Alaa Al-Marjani )

[ティクリート(イラク) 31日 ロイター] - イラクのアバディ首相は31日、イラク軍が北部の主要都市ティクリートから過激派組織「イスラム国」を排除したと明らかにした。ただ、一部地域ではまだ戦闘が続いているという。

アバディ首相は声明で、「治安部隊がティクリート中心部に進攻し、南部と西部を解放した。市全域の制圧に向かっている」と明らかにした。

治安部隊はイスラム教スンニ派の民兵組織の支援を受け、南部から作戦を展開。イスラム国が占拠していた州庁舎や病院を奪還したという。

警察とともにティクリート入りしたロイターの記者は、銃弾や迫撃砲の痕が残る家屋のほか、イスラム国兵士とみられる遺体を確認した。

ロイター
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