ニュース速報
ビジネス

米自動車部品のファースト・ブランズ、米破産法の適用申請

2025年09月29日(月)15時55分

 9月29日、修理・交換用自動車部品メーカーの米ファースト・ブランズは、相次ぐ買収による多額の負債と財務の悪化のため、連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請した。写真は、米ニューヨーク市マンハッタンにある連邦破産裁判所の前を通り過ぎる人。2020年8月撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)

[29日 ロイター] - 修理・交換用自動車部品メーカーの米ファースト・ブランズは29日、相次ぐ買収による多額の負債と財務の悪化のため、連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請した。

同社は声明で、事業継続に向けて債権者からつなぎ融資「DIPファイナンス」11億ドルを調達したと発表した。第11条の適用は米国内事業にのみ及び、海外事業は従来通り継続する見通しと説明した。

非公開企業のファースト・ブランズは、フィルター、ブレーキ、照明システムといった修理・交換用の自動車部品を製造している。同社はライバル企業を借り入れにより買収することで事業規模を拡大してきた。

テキサス州の連邦破産裁判所へ提出した書類によると、同社の資産は10億ドル超、負債は100億ドル超となっている。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

アングル:意識される日銀10月利上げ、「ハト派」委

ビジネス

スイス中銀とECB、即時決済システムの接続を検討

ビジネス

世界初のオフショア人民元ステーブルコイン、カザフス

ワールド

政策金利調整の必要性「これまで以上に高まりつつある
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
2025年9月30日号(9/24発売)

トヨタ、楽天、総合商社、虎屋......名門経営大学院が日本企業を重視する理由

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    こんな場面は子連れ客に気をつかうべき! 母親が「怒りの動画」投稿も...「わがまま」と批判の声
  • 2
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 3
    虫刺されに見える? 足首の「謎の灰色の傷」の中から思わぬものが出てきた...患者には心当たりが
  • 4
    「逃げて」「吐き気が...」 キッチンで「不気味すぎ…
  • 5
    シャーロット王女の「視線」に宿るダイアナ妃の記憶.…
  • 6
    マシンもジムも不要だった...鉄格子の中で甦った、失…
  • 7
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 8
    ウクライナにドローンを送り込むのはロシアだけでは…
  • 9
    高校アメフトの試合中に「あまりに悪質なプレー」...…
  • 10
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 1
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 2
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...「文学界の異変」が起きた本当の理由
  • 3
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 4
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 5
    こんな場面は子連れ客に気をつかうべき! 母親が「怒…
  • 6
    【クイズ】世界で1番「がん」になる人の割合が高い国…
  • 7
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 8
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 9
    高校アメフトの試合中に「あまりに悪質なプレー」...…
  • 10
    琥珀に閉じ込められた「昆虫の化石」を大量発見...1…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 9
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中