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米総合PMI、8月は55.4に上昇 12月以来の高水準

2025年08月22日(金)01時15分

米S&Pグローバルが21日発表した8月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は55.4と、前月の55.1から上昇し、昨年12月以来の高水準となった。写真は2022年9月、カリフォルニア州ロサンゼルスのデニムメーカー、サイテックスの工場で撮影(2025年 ロイター/Timothy Aeppel)

[21日 ロイター] - 米S&Pグローバルが21日発表した8月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は55.4と、前月の55.1から上昇し、昨年12月以来の高水準となった。製造業の新規受注指数が18カ月ぶりの大幅な伸びを記録したことがけん引した。

製造業PMIは53.3と、前月の49.8から大幅に上昇し、2022年5月以来の高水準となった。24年2月以来の高水準を付けた新規受注指数に押し上げられた。エコノミストは2カ月連続縮小すると予想していた。

一方、サービス業PMIは55.4と、前月の55.7から低下。ロイターがまとめたエコノミスト予想は54.2だった。

総合投入価格指数は62.3と、前月の61.3から小幅上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。トランプ大統領の関税措置を主因として、サービス業と製造業の両方でコスト上昇が報告された。

総合雇用指数は52.8と、前月の51.5から上昇、1月以来の高水準となった。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は声明で、「今回の力強いPMIにより、第3・四半期に米国企業が好調な業績を上げている兆候が一段と強まった」と述べた。

ロイター
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