ブロックチェーン融資のフィギュア・テクノロジー、上期売上高22％増

ブロックチェーン技術を活用したローン事業などを展開するフィギュア・テクノロジー・ソリューションズは８月１８日公表した新規株式公開（ＩＰＯ）の準備書類で、６月末までの半年間の売上高が１億９１００万ドルとなり、前年同期比２２．４％増加したと明らかにした。７月２３日、ニューヨークで撮影（２０２５年　ロイター/Kylie Cooper）

Arasu Kannagi Basil

[１８日 ロイター] - ブロックチェーン技術を活用したローン事業などを展開するフィギュア・テクノロジー・ソリューションズは１８日公表した新規株式公開（ＩＰＯ）の準備書類で、６月末までの半年間の売上高が１億９１００万ドルとなり、前年同期比２２．４％増加したと明らかにした。

純損益は１３００万ドルの赤字から２９００万ドルの黒字に転換した。

フィギュアはハイテク起業家のマイク・キャグニー氏が２０１８年に設立した。ブロックチェーン技術を使い、消費者信用やデジタル資産などの分野でローンや取引、投資などのサービスを提供。年内にＩＰＯを実施する予定だ。２０２１年の資金調達ラウンドでは２億ドルを調達し、評価額は３２億ドルとなった。

米国ではトランプ政権が暗号資産（仮想通貨）の普及拡大を後押しする政策を進めていることから、仮想通貨関連企業が相次いでＩＰＯに動いている。