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米ボーイングの納入、7月は前月比2割減 エアバスが先行

2025年08月13日(水)10時44分

 8月12日、米航空機大手ボーイングが発表した7月の納入は48機と、6月の60機を2割下回った。ワシントン州レントンで2024年6月、代表撮影(2025年 ロイター)

Dan Catchpole

[シアトル 12日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングが12日発表した7月の納入は48機と、6月の60機を2割下回った。ただ、前年7月からは5機増え、7月としては2017年以来の高水準だった。

ボーイングの機体納入は今年に入り、欧州の競合エアバスにさらに後れを取っている。

エアバスはエンジン不足によって納入できない機体が増えたものの、7月の納入は67機だった。前年同月の77機からは減った。

年初来の納入数は、エアバスが373機、ボーイングが328機となった。単通路機の納入でも、エアバスの「A320ネオ」が286機と、ボーイング「737MAX」の243機に先行。民間用ジェット機の約66%が単通路機となっている。

ボーイングの7月の納入のうち、最も売れ筋の737MAXは37機。うち20機は航空機リース会社に、17機は航空会社に引き渡された。

ロイター
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