午前の日経平均は小幅に続落、半導体株安が重し 下げ渋りも

17日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比60円82銭安の3万9602円58銭と小幅に続落した。写真は東京証券取引所。2008年11月撮影(2025年 ロイター)
[東京 17日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比60円82銭安の3万9602円58銭と小幅に続落した。前日の米国市場での半導体株安を受けて国内の関連株が軟調に推移し、指数を下押しした。一方、下値では押し目買いが支えになって下げ渋った。
日経平均は171円安で寄り付いた後、一時300円安近くに下げ幅を拡大した。オランダの半導体製造装置メーカーASMLが決算発表後に株安となり、前日の米フィラデルフィア半導体指数(SOX)が軟調だったことが嫌気され、寄与度の高い東京エレクトロンやアドバンテストが売られた。ドル/円の円安が一服したことは、輸出関連株を中心に投資家心理の重しになった。 一方、3万9300円台前半にある25日移動平均線がサポートとして意識され、下値では押し目買いが入った。市場では「材料株への反応はいいが、参院選や米関税などの不透明要因が後退するまで、中長期での確信をもてない状況が続きそうだ」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との声が聞かれた。 財務省が発表した貿易統計速報では、6月の貿易収支は1531億円の黒字となり、市場予想を下回った。トランプ関税の影響が懸念される対米輸出は、前年同月比で2021年2月以来の減少幅だった。ただ、相場反応は限定的とみられている。 TOPIXは0.12%高の2822.68ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆9379億0300万円。東証33業種では、値上がりはその他製品や情報・通信、医薬品など20業種、値下がりは繊維製品や鉱業、石油・石炭製品など13業種だった。 ソフトバンクグループは傘下の英半導体設計大手アームの株高を受けて堅調だった。バンダイナムコホールディングスやみずほフィナンシャルグループはしっかり。一方、カナダの小売大手アリマンタシォン・クシュタールが買収提案を撤回したと発表したことを受けて、セブン&アイ・ホールディングスは大幅安だった。トヨタ自動車は小安い。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが902銘柄(55%)、値下がりは646銘柄(39%)、変わらずは76銘柄(4%)だった。
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