モルガンSのピックCEO、買収検討で「高い基準設定」

7月16日、モルガン・スタンレー ゴールドマン・サックス米金融大手モルガン・スタンレーのテッド・ピック最高経営責任者(CEO)は第2・四半期決算発表後の電話会議で、合併・買収(M&A)を複数検討しているが高い基準を設けるだろうと述べた。写真はピック氏。2023年12月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
Lananh Nguyen Manya Saini Tatiana Bautzer
[16日 ロイター] - モルガン・スタンレー ゴールドマン・サックス米金融大手モルガン・スタンレーのテッド・ピック最高経営責任者(CEO)は16日、第2・四半期決算発表後の電話会議で、合併・買収(M&A)を複数検討しているが高い基準を設けるだろうと述べた。
ピック氏はアナリストからの質問に対し、モルガン・スタンレーの戦略に合致する買収先を検討していると説明した。資産運用や投資管理のような既存の事業を補完する小規模な企業を買収するだろうと付け加えた。
買収を通じた成長の機会を探っているとした上で、「しかしハードルは極めて高くする」と述べ、買収先を厳しく見極める姿勢を強調。「われわれは事業統合を実施してきた実績があるが、事業統合を機能させるために何が必要かについて、謙虚な姿勢で臨んでいる」と語った。
ピック氏の前任者のジェームズ・ゴーマン氏は、資産運用会社イートン・バンス、インターネット証券イー・トレード、株式報酬管理会社ソリウム・キャピタルの買収を手掛け、富裕層向け事業を育成した。
ピック氏は「買収のための買収を実施するつもりはない」と述べたが「ただ、追加的な視点や事業の幅広さをもたらすような買収の機会が突然舞い込んでくる可能性もある」と付け加えた。
資産運用業界は数多くの業者が分散化していて業績もまちまちなため、買収機会は多く存在しているが、ピック氏は「その点については非常に慎重に考えている。投資運用の事業統合は成功例がたくさんある一方で失敗例もかなりある」と述べた。
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