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米金利上昇リスク、市場は過小評価 JPモルガンCEOが警告

2025年07月11日(金)05時46分

米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は10日、市場が米金利上昇リスクを過小評価しているという認識を示した。2024年4月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[ダブリン 10日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は10日、市場が米金利上昇リスクを過小評価しているという認識を示した。

ダイモンCEOはアイルランド外務省主催のイベントで「米金利上昇について、市場は20%の可能性を織り込んでいるが、私は40─50%の可能性があると見込んでいる」とし、こうしたことを「懸念材料と見なしている」と語った。

ダイモン氏は、物価上昇圧力を根拠に金利上昇の可能性が高いと指摘。トランプ政権が掲げる関税措置や移民政策のほか、米国の財政赤字がインフレ要因になるとしたほか、世界貿易の再編と世界的な人口動態の変化もある種のインフレ要因になるとの見方を示した。

その上で、米経済に関するリアルタイムデータから何かを読み取ろうとすることは「完全に不可能」と言及。トランプ氏の関税政策と世界貿易の不透明感を背景に金融市場で慢心が見られているとし、「市場は若干鈍感になっており、油断が生じている」と警告した。

ロイター
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