米国株式市場=S&P小幅安、関税巡る不透明感が重し

米国株式市場は不安定な取引の中、S&P総合500種が小幅安で取引を終えた。2019年9月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[8日 ロイター] - 米国株式市場は不安定な取引の中、S&P総合500種が小幅安で取引を終えた。トランプ大統領の新たな関税の脅しにより、一部の貿易相手国との協議への期待が弱まり、米貿易政策を巡る不透明感が重しとなった。
前日の米株市場は、トランプ氏が日本や韓国などに対する高関税を発表したことを受けて急反落した。
この日の主要株価指数の値動きは前日ほど顕著ではなかったが、S&Pとハイテク株中心のナスダック総合は投資家が関税の見出しから方向性を探る中、マイナス圏とプラス圏を行き来する展開となった。
トランプ氏は8日、輸入する銅に対し50%の関税を課す計画を同日中に発表すると表明した。
輸入する半導体や医薬品などに対する関税も近く発表するとした。
BMOプライベート・ウェルスのチーフマーケットストラテジスト、キャロル・シュライフ氏は「「市場が史上最高値まであと一歩のところで踏みとどまっていることは、投資家がニュースの見出しに関して疑わしい点を有利に解釈しようとしていることを示している」と語った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 44240 -165 -0.3 44378 44436 44201
.76 .60 7 .58 .96 .37
前営業日終値 44406
.36
ナスダック総合 20418 +5.9 +0.0 20466 20480 20377
.46 5 3 .93 .89 .36
前営業日終値 20412
.52
S&P総合500種 6225. -4.4 -0.0 6234. 6242. 6217.
52 6 7 03 70 75
前営業日終値 6229.
98
ダウ輸送株20種 15945 +134 +0.8
.12 .00 5
ダウ公共株15種 1046. -6.5 -0.6
62 5 2
フィラデルフィア半導体 5641. +100 +1.8
22 .01 1
VIX指数 16.81 -0.9 -5.5
8 1
S&P一般消費財 1749. -11. -0.6
96 22 4
S&P素材 573.3 +3.0 +0.5
4 4 3
S&P工業 1260. +0.0 +0.0
14 7 1
S&P主要消費財 896.6 -9.9 -1.0
6 0 9
S&P金融 868.9 -7.8 -0.9
2 9 0
S&P不動産 260.0 -0.4 -0.1
3 0 5
S&Pエネルギー 677.9 +17. +2.7
5 96 2
S&Pヘルスケア 1573. +6.7 +0.4
72 5 3
S&P通信サービス 370.6 -1.9 -0.5
8 8 3
S&P情報技術 5015. +19. +0.3
22 36 9
S&P公益事業 411.9 -4.4 -1.0
0 4 7
NYSE出来高 13.47
億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 4005 + 大阪比
5 235
シカゴ日経先物9月限 円建て 3998 + 大阪比
5 165