マクロン仏大統領、エアバスとマレーシア航空の「歴史的」契約を発表

7月4日、フランスのマクロン大統領は、マレーシアのアンワル首相の訪問に合わせて欧州航空機大手エアバスとマレーシアの間で歴史的な契約が締結されたと発表した。パリで撮影(2025年 ロイター/Abdul Saboor)
[パリ 4日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は4日、マレーシアのアンワル首相の訪問に合わせて欧州航空機大手エアバスとマレーシアの間で歴史的な契約が締結されたと発表した。
マクロン氏は、欧州がトランプ米大統領による関税措置の影響が懸念される、この局面でこのような契約が締結されたことはフランスとアジア間の貿易の重要性を浮き彫りにすると表明した。
アンワル氏は、エアバスに注目してきたとし、「マレーシア航空で20機、(格安航空会社)エアアジアで50機を考えている」と述べた。
業界関係者は6月29日の週にロイターに対し、マレーシア航空グループがエアバスに近く長距離旅客機「A330ネオ」を追加発注する見通しを示していた。