柏崎刈羽の再稼働、県知事に改めて政府方針 エネ庁長官派遣へ＝経産相

　斎藤健経済産業相は１９日の閣議後会見で、柏崎刈羽原子力発電所（新潟県）について、新潟県知事らに新規制基準に適合すると認められた場合には、地元の理解を得ながら再稼働を進めていく政府の方針を改めて伝えたことを明らかにした。同原発で２０１２年１１月撮影（２０２４年　ロイター/Kim Kyung Hoon）

Miho Uranaka

［東京　１９日　ロイター］ - 斎藤健経済産業相は１９日の閣議後会見で、柏崎刈羽原子力発電所（新潟県）について、新潟県知事らに新規制基準に適合すると認められた場合には、地元の理解を得ながら再稼働を進めていく政府の方針を改めて伝えたことを明らかにした。

斎藤経産相は昨日、東京電力ホールディングスの小早川智明社長から今後の信頼回復に向けた取り組みの方針について報告を受けた後、新潟県の花角英世知事、柏崎市の桜井雅浩市長、刈羽村の品田宏夫村長に対して、再稼働に対する政府の方針を改めて示し、理解を求めた。

また、２１日には、村瀬佳史資源エネルギー庁長官らを現地に派遣するとした。