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ヘッジファンド先週も株売り越し、生活必需品と金融関連が主体
2023年12月06日(水)09時11分

12月5日、ヘッジファンドは先週、株式を3週連続で売り越し、主に生活必需品と金融関連の保有を減らしたことが、BofAセキュリティーズが記した顧客取引動向に関するノートで判明した。ウオール街で2020年3月撮影(2023年 ロイター/Carlo Allegri)
[ニューヨーク 5日 ロイター] - ヘッジファンドは先週、株式を3週連続で売り越し、主に生活必需品と金融関連の保有を減らしたことが、BofAセキュリティーズが記した顧客取引動向に関するノートで判明した。
先週の株式売越額は3億ドル強。その前の週はヘルスケアの保有を圧縮していたが、先週はヘルスケア、ハイテク、不動産などには約2億5000万ドル相当の買いが入った。
小型株の積み増しは続き、約1億ドルが買われた一方、中型株と大型株はおよそ3億5000万ドル相当が売却された。
先週は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言で政策金利のピークアウト観測が一段と強まり、S&P総合500種の終値が年初来高値を更新した。