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戴シャープ社長、東証1部復帰後に退任の意向
2016年12月05日(月)13時03分
12月5日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業出身で、シャープ再建にあたっている戴正呉社長は、大阪で記者団に対し、「(シャープが純損益ベースで)黒字化し、東証1部に復帰したら退任するつもりだ」との意向を示した。写真は同社長。台湾の首都台北で3月撮影(2016年 ロイター/Tyrone Siu)
[東京 5日 ロイター] - 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>出身で、シャープ<6753.T>再建にあたっている戴正呉社長は5日、大阪で記者団に対し、「(シャープが純損益ベースで)黒字化し、東証1部に復帰したら退任するつもりだ」との意向を示した。同社は2018年度には1部復帰をめざすとしている。
シャープは2016年3月末の時点で債務超過(連結ベース)にあることが確認され、今年8月1日付で東証1部から2部に降格されている。鴻海副総裁の立場にあった戴社長は、同社がシャープへの出資を完了したあと、8月にシャープ社長に就任した。
*内容を追加しました。
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