ニュース速報

ビジネス

日経平均は続伸、G20前で様子見ムード

2016年02月26日(金)15時38分

 2月26日、東京株式市場で日経平均は続伸。米株高や円安進行を好感し、取引時間中で2月9日以来、約2週間半ぶりの高値を付けた。写真は株価ボードを見る男性。都内で撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 26日 ロイター] -

東京株式市場で日経平均は続伸。米株高や円安進行を好感し、取引時間中で2月9日以来、約2週間半ぶりの高値を付けた。ただ上値を買い進む材料は乏しく、大引けにかけて上げ幅を縮小。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控え、様子見ムードが強かった。

前日の米ダウ<.DJI>が200ドルを超す上昇となったほか、寄り前に1ドル113円台を回復したドル/円など外部環境の好転を受け、東京市場では序盤から幅広い銘柄に買いが先行。日経平均は一時332円高となり、節目の1万6500円に迫る場面があった。

ただ、その後は上値の重い展開。小売や食料品など内需株に加え、村田<6981.T>や日立<6501.T>などハイテク関連の一角が堅調さを維持したが、トヨタ<7203.T>やみずほ<8411.T>、三菱商事<8058.T>などは買い先行後に下げに転じた。

大和証券・上席ストラテジストの高橋卓也氏は「日中に手掛かり材料が乏しいうえ、G20というイベントを前にポジションを傾けにくい」といい、投資家は様子見姿勢を強めていると指摘した。

東証1部の売買代金は2兆1117億円と、2月22日の2兆0581億円に次ぐ、今年2番目の低水準だった。

個別銘柄では、十八銀行<8396.T>が急上昇。26日、ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>と経営統合について協議・検討を進めていくことで基本合意したと発表。統合効果に対する期待感が広がった。地銀の再編期待の高まりから佐賀銀行<8395.T>や大分銀行<8392.T>、宮崎銀行<8393.T>なども堅調だった。

半面、シャープ<6753.T>が連日の大幅安。前日に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>による買収案の受け入れを決定したが、これまで明らかにされていなかったシャープの偶発債務の存在が判明したとして、鴻海は買収契約の調印を保留。経営再建の先行きに不透明感が強まり、嫌気された。

東証1部騰落数は、値上がり1002銘柄に対し、値下がりが830銘柄、変わらずが109銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16188.41 +48.07

寄り付き    16311.52

安値/高値   16188.41─16472.5

TOPIX<.TOPX>

終値       1311.27 +3.73

寄り付き     1320.14

安値/高値    1310.64─1330.23

東証出来高(万株) 216312

東証売買代金(億円) 21117

(杉山容俊)

ロイター
Copyright (C) 2016 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ワールド

焦点:試されるOPEC価格維持の「本気度」

ビジネス

米国株は上昇、ハイテク株が高い 金融株は売られる

ビジネス

インフレ確実に加速するまで利上げ見送りを=米セント

ビジネス

EU、公正な通商で米中に強硬姿勢を示唆 相互性重要

MAGAZINE

特集:インテリジェンス戦争 中国の標的

2017-6・27号(6/20発売)

CIAの情報提供者を処刑し、日本人12人を容赦なく拘束──。スパイ戦を強化する中国インテリジェンスの最終目標

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    人類滅亡に備える人類バックアップ計画

  • 2

    海自の護衛艦いずも 南シナ海でレーダーに中国軍とおぼしき機影

  • 3

    ドイツでタイ国王がBB弾で「狙撃」、これがタイなら......

  • 4

    【動画】銃撃の中、イラク人少女を助けた米援助活動…

  • 5

    ロンドン高層住宅の火災、火元は米ワールプールの冷…

  • 6

    支持率急降下の安倍首相、3期目に暗雲 7月の都議選…

  • 7

    世界最恐と化す北朝鮮のハッカー

  • 8

    早さより味 マックが賭ける生肉パティのクォーター…

  • 9

    『ハクソー・リッジ』1度も武器を取らず仲間を救っ…

  • 10

    オバマが報復表明、米大統領選でトランプを有利にし…

  • 1

    アジアに迫るISISの魔手 フィリピン・ミンダナオ島の衝撃

  • 2

    就任5カ月、トランプは馬鹿過ぎて大統領は無理

  • 3

    ロンドン高層住宅火災で明らかに イギリスが抱える「貧富の格差」

  • 4

    モンゴル人を大量「虐殺」 記憶遺産に値する中国の罪

  • 5

    イーロン・マスク「火星移住は生きている間に可能だ…

  • 6

    世界最恐と化す北朝鮮のハッカー

  • 7

    エリザベス女王91歳の式典 主役の座を奪ったのはあ…

  • 8

    ドイツでタイ国王がBB弾で「狙撃」、これがタイなら.…

  • 9

    シリアで米軍機を撃墜すると脅すロシアの本気度

  • 10

    人類滅亡に備える人類バックアップ計画

  • 1

    国交断絶、小国カタールがここまで目の敵にされる真の理由

  • 2

    人相激変のタイガー・ウッズが釈明 いったい何があったのか

  • 3

    大丈夫かトランプ 大統領の精神状態を疑う声が噴出 

  • 4

    アジアに迫るISISの魔手 フィリピン・ミンダナオ島…

  • 5

    ヤマト値上げが裏目に? 運送会社化するアマゾン

  • 6

    佐藤琢磨選手のインディ500優勝は大変な快挙

  • 7

    就任5カ月、トランプは馬鹿過ぎて大統領は無理

  • 8

    ロンドン高層住宅火災で明らかに イギリスが抱える…

  • 9

    アイシャを覚えていますか? 金正男暗殺実行犯のイン…

  • 10

    メラニア夫人が手つなぎ「拒否」、トランプは弱って…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

日本再発見 シーズン2
ニューズウィーク試写会「ファウンダー」
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 別冊

0歳からの教育 知育諞

絶賛発売中!