ニュース速報
ビジネス
アジア株式市場サマリー(16日)
[16日 ロイター] - <中国・香港市場> 中国株式市場は大幅に続伸し、5年半ぶり高値で引けた。中国の李克強首相 は15日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の閉幕後に開いた記者会見で、中国 には依然追加政策を講じるかなりの余地があるとの考えを示した。
中国株式市場は大幅に続伸し、5年半ぶり高値で引けた。中国の李克強首相 は15日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の閉幕後に開いた記者会見で、中国 には依然追加政策を講じるかなりの余地があるとの考えを示した。
上海市場で最も取引を集めた銘柄では、中国銀行<601988.SS>が0.7%高、中国農業銀行<601288.SS>は0.9%高。内蒙古包鋼<600010.SS>は3.6%上昇した。
深センでは、京東方科技(BOEテクノロジー)<000725.SZ>は2.6%高、家電大手のTCL集団<000100.SZ>は2.0%高、小売大手の蘇寧雲商<002024.SZ>は5.4%値を上げた。
香港株式市場も続伸。
金融株が主要指数の上昇を主導したが、ドル高の進行が香港市場からの資金引き揚げにつながるとの懸念が広がり、上値を抑えた。
中国国家文化産業<0745.HK>が30.6%上昇。耀科国際<0143.HK>は48.1%高。寰宇国際<1046.HK>は36.1%上昇した。
<東南アジア市場>大半が下落。タイのSET指数は指数を構成する重要な銘柄が売られる中、約2カ月ぶりの安値で引けた。ジャカルタ市場では、インドネシア中央銀行の金融政策決定を控え、銀行株が値を上げ、総合株価指数は小幅高で引けた。
SET指数<.SETI>は前週末終値比1.7%安の1515.57と、1月7日以来の安値で終了。3.7%安のPTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション
ジャカルタ市場の総合株価指数<.JKSE>は0.2%高。マンディリ銀行
<ソウル市場> ほぼ横ばいで引けた。輸出株は買われたが、エネルギー関連株は売られた。
*内容を追加して再送します。