
ベトナムと日本人
「路地裏」の活気に魅かれて引っ越しました!

路地裏も賑やかなベトナム
2020年9月1日から3年間住んだハノイの日本人街「リンラン」を離れて、ベトナム人しか住んでいない「路地」へ引越しました。
ベトナムの街には大通りから枝分かれした迷路の様な路地が無数にあります。「路地」はベトナム語で、ハノイがある北部では「ngõ ゴー」、ダナンがある中部は「kiệt キエット」、ホーチミンがある南部では「hẻm ヘム」と言います。
今住んでいるアパート周辺の路地。筆者が住むアパートはさらに枝分かれしたもっと細い路地にあります。(撮影:筆者)
ベトナムの「路地」にベトナムにまだ慣れてない日本人が入ったなら、間違いなく迷子になるでしょう。Google map上の路地の地図と実際の路地が違う事もかなり多いです。
このベトナムの路地は、あまりにも複雑化しすぎていて、上下水道設備の改善がしにくかったり、住宅密集、再開発しにくいなど、問題を抱えてはいるんですが、外国人にとってはベトナム文化の魅力の一つなのも事実。私も前々から次に住むなら絶対に路地!と決めていました。
「池」を中心に広がる路地裏の街
そしてベトナムの路地にはそれぞれ「路地街」?、「路地裏街」?または「路地裏商店街」?とも言うべき「街」があるんです。路地から出なくても生活が出来る。。。 そんなベトナムの路地街でもハノイの路地街の特徴は、「池」を中心に広がっている路地街が多いところです。
アパートがある路地裏街の中心となる「池」。この池は釣り堀になっていて、周辺住人が休みの時は釣りを楽しんでいます(釣った魚は食べる!?)。ハノイは大きな町も路地街も、池が中心になって出来た街が多い。(撮影:筆者)
池の周りにはお寺・薬局・床屋・ネイルサロン・保育園・食堂など生活に必要な店などが並んでいます(撮影:筆者)
ハノイは川や湖・池が多い都市でハノイ市内のあちこちに大小様々な湖や池があります、その湖や池がハノイの人々の生活に密着する街を作り、ハノイを特徴的な景観のある都市にしています。
次のページ 〚バイクトラックで細い路地へも楽々お引っ越し!?・ベトナムの路地裏にも変化が!〛