地上侵攻もありえる...イラン戦争が今後たどり得る「5つのシナリオ」とは
Five Iran Scenarios
ホワイトハウス関係筋(匿名を希望)によると、「現時点で地上部隊を派遣する決定は下されていない」が、ドナルド・トランプ米大統領は、「エピック・フューリー作戦の目標を全て達成する」つもりであり、「全ての選択肢を維持している」という。
今すぐではないとしても、地上部隊派遣の可能性が検討されているということは、この戦争が急にエスカレートする可能性があることを示している。そこで5つのシナリオを詳しく見てみよう。
1. イランの核物質を押収
最も慎重な対応が必要とされ、戦略的に極めて重要な措置は、米軍の地上部隊がイラン国内で兵器級ウランの備蓄を押収することだ。
この任務は非常に複雑で成功する保証はない。イランの核インフラは複数の施設に分散している上に、多くは攻撃に備えて地下深くに設置されており、多層防空システムによって守られているからだ。たとえ特殊部隊を中心とする限定的な作戦であっても、空からの援護や地上での持続的な物資の補給など、幅広い支援が必要になるだろう。
それに核物質を物理的に確保する試みは、イランの現体制の存続を直接脅かす行為と受け止められ、事態が急速にエスカレートして戦争がペルシャ湾岸諸国に一段と広がる恐れがある。





