「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
Greek Squadron Leader Arrested for China Spying
中国とギリシャの関係に亀裂が?
フレッサスはリンクドイン上で、ギリシャ空軍将校として30年にわたる豊富な経験を有し、「産業、重要インフラ、通信、金融、航空、海運分野に対するサイバーセキュリティの影響を探究すること」に関心があると記している。
リアルニュースによると、フレッサスは逮捕当時、第128通信電子訓練飛行隊を率いていた。大量の機密データを送信する直前に逮捕されたという。
ギリシャの放送局ERTは、ギリシャの情報機関が、スパイ網におけるハンドラー(スパイを統括する役割の者)であった可能性のある、民間人とされる女性も捜索していると報じた。
フレッサスは8時間に及ぶ審理でハンドラーの名前を挙げたと報じられているが、偽名とみられている。有罪となれば、彼はコリントスの軍事拘禁施設に送られる可能性がある。
CIAやDIA(国防情報局)で職員だった経歴を持ち、現在ペンシルベニア州立大学ハリスバーグ校で教鞭を執るニコラス・エフティミアデスは、英紙『ガーディアン』に対し、「今回の事件は、中国がギリシャおよび他のNATO加盟国の軍事通信インフラに浸透しようとする意欲と能力を示している点で重要だ」と指摘した。
「各国は戦争で優位に立つために他国の軍隊をスパイする。友好や経済的関与に関するあらゆる宣言にもかかわらず、中国は世界中の民主主義国家に対する脅威として進化し続けている」
事実、ギリシャと中国の関係は比較的良好と見られていた。ピュー・リサーチ・センターによると、両国関係は概して良好である上、ギリシャ国民からは、アメリカよりも中国に対して好意的な見方が示されることが多いという。
しかし、今回の事件によって両国関係に亀裂が入る可能性がある。





