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移民問題

コンビニで働く外国人は「超優秀」...他国と比べて優秀な移民が日本に集まりやすいワケ

JAPAN’S OPEN SECRET

2026年1月22日(木)10時05分
小暮聡子、深田莉映(ともに本誌記者)

──次に、日本に今いる移民はどういう人たちなのか。日本に来る人は、貧しい層が出稼ぎに来るというより、アジアの中で勢いのある階層だ、と著書に書いている。特に技能実習生は、なぜ日本を選ぶのか。

理由は、「それが合理的な選択肢だ」と考える層が増えているからだ。前提として、アジアでは国際移住はもともと一般的な選択肢の1つだ。19世紀以来、出稼ぎ労働をベースにした移動が続いてきた地域で、その延長線上に、身の丈に合ったさまざまな選択肢がある。

その中で、日本は来るコストが非常に高い国だ。技能実習生であっても、準備に半年ほどかかり、その間は働かずに日本語や仕事の基本を学ぶ。収入がない上に、手数料として50万〜100万円ほどかかる。年収30万〜40万円の世界の人たちにとっては、年収の数倍を前払いする計算になる。


一方、産油国に行く選択肢もある。手続きは簡単で、2週間ほどで行けて、すぐに月13万〜14万円を稼げる。短期的には非常に合理的だ。

それでも日本を選ぶ人が増えているのは、高いコストを払ってでも日本に来たいと思い、その負担を賄える中間層が増えているからだ。技能実習で来る人は、単なる出稼ぎではなく、その先の進学やキャリアを見据えている。

実際、私の調査では、ベトナム人留学生の7〜8%は元技能実習生だ。技能実習で3年働いて約200万円をため、その資金で日本語学校に留学し、専門学校や大学に進学し、日本で就職する。そうしたルートが既に出来上がっている。

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