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韓国政治

日中の前例のない厚遇は「警告」か「踏み絵」か――韓国・李在明が迫られる「線引き」

S. Korea Walks Tightrope

2026年1月19日(月)17時03分
イ・ユンキ
韓国、中国、日本、アメリカの国旗を模したオブジェ

Utoimage/SHUTTERSTOCK

<北京・東京をはしごした李在明大統領。歓迎の裏で積み上がる期待と要求に、もはや「曖昧さ」では応えられない局面に入った>

日中対立のなか、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が掲げる「実用外交」の真価が問われている。

李は1月5日、中国・北京で習近平(シー・チンピン)国家主席と会談。1週間後の1月13~14日に訪日し、高市早苗首相と首脳会談を行った。注目すべきなのは、そのタイミングだ。


昨年11月、高市が台湾有事をめぐって「存立危機事態になり得る」と答弁して以来、日中関係は急激に悪化している。

中国は高市の発言を「挑発的」と断じ、1月6日にはレアアースを含むデュアルユース(軍民両用)品目の対日輸出規制強化を発表。レアアース輸入の約7割を中国に頼る日本には大打撃だ。

こうしたなか、日中は韓国の歓心を買うことに力を入れている。李の訪問に当たって示した前例のない外交儀礼や歓待ぶりは、その反映だ。

習は李の訪中について「中韓関係の新時代に向けた強固な基盤だ」と発言。中韓首脳会談は予定を30分以上延長し、1時間半近くに及んだ。

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