ネタニヤフ「反ユダヤ主義の豪銃撃事件はパレスチナ国家承認が原因」
‘Depraved Response to a Depraved Act’: Netanyahu Blames Attack on Australia Recognizing Palestine
2018年にフロリダ州パークランドの高校で起きた銃乱射事件の生存者で、現在はニューヨーク州で民主党から連邦議会に立候補しているキャメロン・キャスキーも、ネタニヤフを強く批判。「本物の反ユダヤ主義と真剣に向き合うべきときに、ネタニヤフはそれを政治利用して矮小化している」と訴えた。
オーストラリアでの死者数は実行犯の1人を含む16人に上った。負傷者は数十人に及ぶ。オーストラリアのメディアによると、現場で犯人の銃を奪い取ったのはアフメド・アル・アフメドという43歳の青果店経営者。彼のいとこによれば、彼は2発の銃弾を受けて手術を受けたという。
ネタニヤフも、「オーストラリアでは勇敢な行動が見られた──しかも、勇敢なムスリムの行動だった。彼が罪のないユダヤ人の命を救った」と称賛したが、同時にアルバニージー首相の「弱腰」姿勢を改めて批判した。
ワシントンD.C.にあるアラブ・センターの研究員アサル・ラッドは、「パレスチナ人をジェノサイドで虐殺しながら、パレスチナ国家の承認を非難するのは、パレスチナ人をこの世から消し去りたいという意図の表れだ」と指摘した。





