「妻と娘と暮らす家のために...」高額報酬に引かれ志願した若きウクライナ兵が語る「死より怖かったこと」
戦友、痛み、悪夢の同志
ブロシュコフさんとクズマさんが次に顔を合わせたのは、オデーサの病院だった。ブロシュコフさんは車椅子なしには移動できず、クズマさんの胴体前面には大きな縫合の痕が残った。
「18-24歳の傷痍軍人2人だ」とブロシュコフさんは皮肉交じりに言った。
ブロシュコフさんは、ロイターが特定した11人の新兵グループのうち、同じく戦闘で負傷したイワン・ストロジュクさんら数人とも連絡を取り合っている。
新兵2人が他の新兵との会話を引用し、同じグループの1人が自殺したと述べた。ロイターは遺体の写真などの文書から、この証言と同姓同名の人物が自殺していたことを確認した。
ドネツク州警察は、この自殺に関するコメント要請に応じなかった。
ブロシュコフさんは、全身を弱らせるほどの足の痛みと悪夢にうなされながらも回復しつつある。後悔はほとんどないと言う。
「私は20歳だ。まだ本当の意味では人生を見ていないが、それなりの経験はした。もし、もう一度やれと言われたらやるだろう」
ブロシュコフさんは戦争が自宅や家族に及ばないために前線に向かうという決意を貫いた。「責任あるウクライナ市民が、すべきことをしたまでだ」
妻のクリスティーナさん(19)は、従軍経験が夫を変えたと語る。
「彼には辛いことだ。軍の仲間ほぼ全員が姿を消した」
「この契約はしない方がよかった。それほど多くの若者たち、18歳の子どもたちが亡くなった。彼らにはまだ学び、成長する必要があった」
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