衛星画像が捉えた中国の「侵攻部隊」
Satellites Capture China’s Invasion Forces
衛星画像に写った水橋は、台湾から約450キロ北の浙江省南田島で確認された。この島の海岸線は、台湾の険しい海岸地形と類似しているとされる。
水橋には、船首から伸びる全長約120メートルの展開式道路が装備されており、複数の水橋を連結することで、海上の艦艇から戦車やトラックを直接浜辺の道路へ移動させることができる。
ただし、台湾本島で上陸作戦に適した浜辺は数えるほどしかない。その上、台湾海峡の波は荒いため、侵攻に適した時期は年間でも数カ月に限られる。
専門家はまた、水橋のような揚陸用バージの数はまだ少なく、実戦で有効性を発揮するには、空軍と海軍の強力な支援が不可欠だという。
中国政府は台湾を自国領と主張しており、必要とあらば武力統一もいとわない構えだ。近年は、大規模な軍事演習や台湾海峡の中間線を越える航空機の飛行を日常的に行うなど、圧力を強めている。
オープンソースの軍事アナリスト、MTアンダーソンはこう述べている。
「中国海軍は現在の侵攻シナリオを磨きつつ、次世代の戦力も準備している。一方米国は、カリブ海や太平洋で小さな高速艇を追っているだけで、大局には大きな影響を与えられていない」
米国当局は、習は2027年までに台湾侵攻を可能にする体制の構築を軍に命じたと分析している。ただし、これは必ずしも実際の侵攻時期や決定を意味するものではないという。





