午前の日経平均は反発、ファーストリテ押し上げで一時1000円超高
都内にある株価ボード。2026年1月撮影。REUTERS/Kim Kyung-Hoon
[東京 10日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比833円63銭高の5万6728円95銭だった。イスラエルとレバノンとの和平交渉への期待で米株高となった流れを引き継いだ。決算を発表したファーストリテイリングの株価急騰も押し上げ、日経平均は一時、1000円超高となった。TOPIXは小幅に続落した。
三井住友信託銀行の瀬良礼子シニアマーケットストラテジストは「主力株の一角が底堅い一方で、それ以外はまちまち。中東情勢に振らされる展開が続く中、ホルムズ海峡が開放されない限り先行きは厳しいとの見方が根強いようだ」とコメントした。
日経平均は370円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、前場中盤で1042円高の5万6937円53銭まで上昇した。ファーストリテイリングなど指数寄与度の高い主力株が押し上げた。
ファーストリテイリングは9日、2026年8月期の連結純利益(国際会計基準)予想を従来の4500億円から前年比10.9%増の4800億円に上方修正した。株価は取引時間中に10%超高の7万4310円となり、上場来高値を更新した。
そのほか主力株では、フジクラが11%超高、キオクシアホールディングスが5%超高となった。東京エレクトロン、アドバンテストは1─2%超上昇した。SHIFT、ベイカレント、トレンドマイクロなどのソフトウエア関連は4─5%超安とさえなかった。
そのほか個別では、半導体装置のローツェがストップ高となった。堅調な業績予想と配当予想が好感された。
TOPIXは0.04%安の3739.99ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は4兆5575億1000万円だった。東証33業種では、値下がりは鉱業、医薬品、卸売、情報・通信、サービスなど19業種、値上がりは非鉄金属、小売り、繊維製品など14業種だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが548銘柄(34%)、値下がりは968銘柄(61%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。





