トランプが打ち出した住宅「50年ローン」に批判噴出──借金漬けの未来を懸念する声
Donald Trump Proposing 50-Year Mortgages Sparks Backlash
トランプ支持を訴える保守系非営利団体の新たな広告(写真はパソコン画面上の映像)(11月11日、インディアナ州インディアナポリス) USA TODAY Network via Reuters Connect
<高くて家が買えないという不満に応えようとした「50年ローン」構想だが、銀行を利するだけで借り手は損をするだけ、と反発の声が広がっている>
高騰する住宅価格への不満に応える形で打ち出された「50年ローン」構想だが、結局は銀行を利するだけで、借り手には損しかない──そんな批判がネット上に広がっている。
米連邦住宅金融庁(FHFA)のビル・ピュルト長官は11月8日、トランプ政権が住宅購入者向けに50年ローンの導入を計画していることを明かした。これを受け、SNS「X」では「借金をさらに膨らませるだけだ」との批判が相次いでいる。
FHFAの報道官は本誌の取材に対し、「住宅に手が届きやすくするため、ローンの引き継ぎや移転を可能にする方法を含め、あらゆる選択肢を検討している」とコメントした。
米国では住宅購入のハードルが高まり、「マイホームが買えない」ことが深刻な社会課題になっている。全米不動産業者協会の報告によれば、初めて住宅を購入する人の平均年齢は40歳に達し過去最高を記録。住宅価格の高騰や金利の上昇などの影響で、2025年の米住宅市場は大きく冷え込んでいる。






