原油先物横ばい、米イラン協議控え OPECプラス増産観測は重し
アジア時間の原油先物は、米国とイランの核協議を前にほぼ横ばいで推移。昨年2月に米テキサス州パーミアン盆地で撮影(2026年 ロイターS/Eli Hartman)
Florence Tan
[シンガポール 16日 ロイター] - アジア時間の原油先物は、米国とイランの核協議を前にほぼ横ばいで推移。両国の緊張で供給が混乱するとの懸念が下支えとなる一方、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が4月からの増産再開に傾いているとの報道が重しとなった。
0156GMT(日本時間午前10時56分)時点で、北海ブレント先物は0.03ドル安の1バレル=67.72ドル。米WTI先物は0.03ドル安の62.86ドル。
米国とイランは今月上旬にオマーンで行った協議に続き、17日にジュネーブで2回目の協議を行う。イランのガンバリ外務次官(経済担当)は15日、米国との核協議で双方に経済的利益をもたらす合意を模索していると述べた。
IGマーケッツのアナリスト、トニー・シカモア氏は「双方が核心的なレッドラインを堅持すると予想される中、合意達成への期待は低く、今が嵐の前の静けさとなる可能性が高い」と述べた。
一方、ロイターはOPECプラスが4月から原油増産を再開する方向で検討していると報じた。夏場の需要ピークに備えるほか、米国とイランの緊張で原油価格が強含んだことが背景にあるという。





