米ヘグセス戦争長官、米軍にウォーク文化排除と体力・見た目を要求
Pete Hegseth Tells Top Generals ‘Prepare For War’
トランプとヘグセスはこの日の演説で、平等や多様性を過度に持ち上げる「ウォーク(woke)」文化を軍から一掃すると宣言した。ヘグセスは高官らに対し、「肥満の将軍や提督たち」「太った戦闘部隊」はもう見たくないと述べた。
「ペンタゴンの廊下を太った将軍が行き交い、指揮をとるようでは、世界の印象も悪い」と、ヘグセスは語った。
トランプ政権下で長官に就任したヘグセスは、「軍人精神」の回復を掲げ、その中核に身体のフィットネスや見た目の良さを据えた。ヘグセスは以前から、新たな体力基準導入の重要性を繰り返し強調してきた。
ヘグセスは自身のトレーニングを例に挙げて、「すべては体力と外見から始まる」と述べた。「戦争省の長官である私が、日常的に厳しいPT(身体訓練)をこなせるなら、全軍のあらゆる隊員にもできるはずだ」
そして、「本日から、米軍すべての隊員は、階級を問わず年2回、身長と体重の基準を満たすことが義務とする」と、指示した。
戦闘任務に就く兵士は、所属する軍の体力テストで、男性基準で70点以上の高得点を取らなければならない。