米ヘグセス戦争長官、米軍にウォーク文化排除と体力・見た目を要求
Pete Hegseth Tells Top Generals ‘Prepare For War’

世界中から米軍のエリート中のエリートを集めて「気に入らなければ辞任せよ」と言ったヘグセス戦争長官(9月30日、ジョージア州クアンティコの海兵隊基地) Andrew Harnik/Pool via REUTERS
<「すべては戦争に備え、戦争に勝つため」。トランプは「危険な都市を訓練場に」と発言>
アメリカのピート・ヘグセス国防長官が、米軍の最上級指揮官を集めた異例の会合で、「今から戦争の準備をすべきだ」と語った。
「ここに復活した『戦争省』の唯一の任務は戦争を遂行することだ」とヘグセスはバージニア州クアンティコの海兵隊基地での訓示でこう述べた。トランプ政権は国防総省の名称を旧称の「戦争省」に変更している。
「戦争の準備、戦争に勝つための準備だ。情け容赦なく、妥協なく追求する。我々が戦争を望んでいるからではない。平和を愛しているからだ」
本誌は国防総省に電子メールでコメントを求めている。
この演説のため、アメリカ国内外から准将以上の階級を持つ数百人の将官やその補佐官、上級スタッフが9月30日、クアンティコに招集された。ドナルド・トランプ大統領も登壇した。
トランプは9月5日、国防総省の副称を1947年までの「戦争省」に戻す大統領令に署名した。この名称変更で、敵にも味方にも明確なメッセージを伝える、とトランプは言った。