英財務相、エネルギー高騰で家計支援検討 燃料税増税凍結は「時期尚早」
リーブス英財務相(写真左)は11日、中東情勢緊迫を受けたエネルギー価格高騰から家計を守るための措置を検討すると表明した。ロンドンで9日に代表撮影(2026年 ロイター)
David Milliken
[ロンドン 11日 ロイター] - リーブス英財務相は11日、中東情勢緊迫を受けたエネルギー価格高騰から家計を守るための措置を検討すると表明した。
与党労働党は5月下旬に予定されている一般家庭向けガス・電気料金の上限見直し前倒しや、9月の燃料税増税の凍結などを要求されている。
しかし、リーブス氏は議会で、そうした措置を決定するのは時期尚早だと指摘。代わりに市場競争の促進や、ガソリン・暖房油の「便乗値上げ」抑制に力を入れると述べた。
その上でリーブス氏は「われわれは幾つかのシナリオに目を向け、情勢を注視している」と説明した。
今年末の物価上昇率について予算責任局(OBR)はこれまで2%と想定してきた。だが、ある政府高官は、エネルギー価格が高止まりすれば3%近くに跳ね上がりかねないとの見通しを示した。
議会で2022年のような大規模な生活費支援策を財政面で再び手当てできるのかと質問されたリーブス氏は、今は4年前より貧しくなった消費者に的を絞った形の支援を提供するのが現実的だと答えた。





