燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍、夜間に大規模ドローン攻撃 国境から約1300キロ
Ukraine Launches Drone Barrage on Russian Oil Refinery
ドナルド・トランプ米大統領は、NATO加盟国がロシアの石油を購入していることを非難し、土曜に「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」でこう投稿した。
「NATO全加盟国がロシアへの制裁に合意し、実行し始め、かつ全ての加盟国がロシアからの石油購入をやめたとき、私は大規模な制裁を行う準備がある」
トルコ、ハンガリー、スロバキアなど、いくつかのNATO加盟国はいまだにロシア産の石油を購入している。
ロイター通信によると、土曜夜から日曜未明にかけて、360機以上の無人機がロシア北西部の製油所を標的にした。キリシ製油所(The Kirishi refinery)はロシア国内の原油の6%以上、年間約1770万トンを生産しているとAP通信は報じている。この施設はウクライナ国境から約1300キロ(約800マイル)離れており、3月にも攻撃を受けている。
ウクライナ軍参謀本部はX(旧ツイッター)に火災の写真を投稿し、ウクライナ語で「この製油所はロシア連邦最大級の石油精製工場の1つであり、約80種類の石油製品を生産している」と述べた。
AP通信の報道によると、負傷者は報告されておらず、レニングラード州のアレクサンドル・ドロズデンコ(Alexander Drozdenko)知事は、無人機3機が撃墜され、火災は鎮火されたと述べた。
ロシアの石油精製所が相次いで攻撃されたことで燃料が全国的に不足し、同国はガスの輸出を一時的に停止した。
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