イラン外務省は16日、核拡散防止条約(NPT)からの脱退につながる可能性のある法案が国会で準備されていると明らかにした。

外務省のバガエイ報道官は記者会見で、イランがNPTから脱退する可能性について問われ、「最近の情勢を踏まえ適切な決定を下す。政府は国会の法案を執行する必要があるが、そのような提案は現在準備段階にあり、将来的には国会と調整していく」と説明した。

 

イラン国営メディアは、NPTからの脱退に関する決定はまだ国会で下されていないと報じた。ある国会議員はこの提案は法的手続きの初期段階にあると述べた。

NPTは各国に核兵器の放棄と国際原子力機関(IAEA)への協力を義務付ける一方で、民生用原子力発電を追求する権利を保証している。イランは1970年に批准した。イランは一貫して核開発計画は平和目的だと主張してきたが、IAEAは先週、イランがNPTの義務に違反していると認定した。

ペゼシュキアン大統領は16日、核兵器は最高指導者ハメネイ師の宗教令に反すると改めて強調した。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
メールアドレスのみの無料会員登録で限定記事が読める。広告も少なく、ニューズウィーク日本版をもっと快適に
メールアドレスのみの無料会員登録で限定記事が読める。広告も少なく、ニューズウィーク日本版をもっと快適に
ニューズウィーク日本版 進化するテロリズム
2026年10月6日号(9月29日発売)は「進化するテロリズム」特集。

9.11から25年。安価なドローンとAIとSNSの普及で、テロ組織は力を蓄え、脅威を増している

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます