最新記事
フランス

「自由の女神を返せ」と言ったフランスの政治家にトランプ政権が「らしい」反撃

White House Reacts to French Lawmaker Who Wants the Statue of Liberty Back

2025年3月18日(火)18時15分
ゲイブ・ウィズナント、ソナム・シェス

この発言について、FOXニュースのピーター・ドゥーシー記者がホワイトハウスの記者会見で質問した。

「アメリカはもはや自由の女神像が体現する価値観を反映していない、と考えるフランス選出の欧州議会議員がいる」と、ドゥーシーは述べた。「自由の女神像を返却してもらいたそうだ。トランプ大統領は自由の女神像をフランスに返すのか」

「絶対にない」と、レビットは回答した。「その無名で下級のフランス政治家に私から忠告するなら、フランス人が今ドイツ語を話していないのは、アメリカ合衆国のおかげだということを思い出すべきだ。フランス人はわれわれの偉大な国に深く感謝すべきだ」

AFPによれば、グリュックスマンはさらにこう述べた。「自由と進取の気性、懐疑と真理追求の気概を持ってアメリカを世界の大国にした最高レベルの研究者をクビにしたいのなら、フランスは喜んで彼らを受け入れよう」

トランプが力を入れる移民の大規模な国外退去処分も自由の女神とは相容れないだろう。

1886年にアメリカで正式な除幕式が行われた自由の女神の台座内部には銘板があり、「新しい大国(The New Colossus)」という詩が刻まれている。

詩文にはこうある。「疲れし者、貧しき者を我に与えよ。自由の空気を吸わんと熱望する人たちよ。海辺に身を寄せ合う哀れな人たちよ」「住む家なく、嵐にもまれし者たちを我に送りたまえ」
(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 教養としてのミュージカル入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月17号(3月10日発売)は「教養としてのミュージカル入門」特集。社会と時代を鮮烈に描き出すポリティカルな作品の魅力[PLUS]山崎育三郎ロングインタビュー

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら



あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米、カーグ島の軍事目標「完全破壊」 イランは石油施

ワールド

米で「アンティファ」メンバーに有罪判決 初のテロ罪

ビジネス

パウエルFRB議長巡る召喚状、地裁が差し止め 司法

ワールド

焦点:雪解けは本物か、手綱握りなおす中国とロシア向
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 2
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切りは常軌を逸している」その怒りの理由
  • 3
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド太平洋防衛
  • 4
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 5
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 6
    『ある日、家族が死刑囚になって』を考えるヒントに…
  • 7
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 10
    謎すぎる...戦争嫌いのMAGAがなぜイラン攻撃を支持す…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 9
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中