トランプ氏と会談決裂後に接触あった、辞任は難しい、米との関係修復は可能=ゼレンスキー氏

ウクライナのゼレンスキー大統領は3月2日、トランプ米大統領との関係修復は可能と信じているが、協議は別の形で継続する必要があると述べた。ロンドンで代表撮影(2025年 ロイター)
ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、トランプ米大統領との関係修復は可能と信じているが、会談は非公開の形で継続する必要があると述べた。
ロンドンで欧州首脳らと会議を行った後、記者団に通訳を通じて語った。
和平合意の一環としてウクライナがロシアに領土を割譲することはないと強調。欧州諸国の支援に謝意も示した。
また、「文明世界のリーダーら」はロシアのプーチン大統領を利することはしたくないだろうと指摘し、米国のウクライナ支援停止はないと思うが、あらゆる事態に備えるよう努めていると述べた。
「関係を修復することに関しては、われわれの関係は続くと思う」としつつ、「そのような話し合いを完全に公開することは正しいとは思わない。今回のことが起きたその形式がパートナーとしてわれわれにプラスになるようなことをもたらしたとは思わない」と語った。
米国との鉱物資源協定については、署名する用意は依然としてあるとし、米国も同様だと信じていると述べた。
<決裂以降接触も>
ゼレンスキー氏は、トランプ氏との会談決裂以降、ウクライナと米国の間で接触があったと明らかにした。
辞任を検討しているかとの質問を受けると、「選挙を実施するのに十分ではないため、私を変えるのは簡単ではないだろう。私を選挙に参加できないようにする必要があり、もう少し難しいだろう」と答えた。
一部の米共和党重鎮は、ゼレンスキー氏は辞任する必要があるとの考えを示していた。
ただ、ゼレンスキー氏は、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟を認められれば、自分の使命を果たしたことになるとの認識を改めて示した。


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